カロリー制限 糖質制限

糖尿病・ダイエットでなぜカロリー制限でなく糖質制限が大切なのか?

糖尿病・ダイエットでなぜカロリー制限でなく糖質制限が大切なのか?

 

糖尿病やダイエットでカロリー制限よりも糖質制限が優先されるのは何故なのでしょうか

 

それにはまず血糖に関わるホルモンについてみていく必要があります。

 

人間には血糖値を下げるホルモンと血糖を上げるホルモンがあります。
血糖をされるホルモンは皆さんご存知の通りインスリンですが、実は血糖を上げるホルモンも存在します。

 

糖尿病・ダイエットでなぜカロリー制限でなく糖質制限が大切なのか?

 

それはグルカゴン・成長ホルモン・ステロイドホルモン・カテコールアミン・甲状腺ホルモンなどです。
このように血糖値を下げるホルモンは一種類でしかありませんか、血糖値を上げるためのホルモンは5種類もあるのです。
それは人間の長い歴史で飢餓の時代が長く、血糖値を下げる必要はなくてもあげる必要があったからです。

 

このように人間の体には本来血糖を上げるための機能が強化されています。

 

インスリン分泌能力が低い日本人

糖尿病・ダイエットでなぜカロリー制限でなく糖質制限が大切なのか?

 

このように人間はもともと血糖値が上がりやすい生き物なのですが、それに加えて日本人は血糖値を下げるホルモンであるインスリンが分泌されにくいという特徴があります。

 

つまりもともと血糖値が上がりやすいのにさらに日本人であると血糖値が下がりにくいのです。

 

一方欧米人はインスリンの分泌能力が高いためインスリン分泌され、あまりすぎたと血糖が体脂肪に変わり太るようになっています。

 

欧米人は血糖値が上がりにくく先に太ってしまうということです。

 

そのため欧米人は痩せていて糖尿病になるということはあまりなく、太って血糖がどうしても体脂肪になれなくなった時に初めて糖尿病を発症します。※これは1型糖尿病は除きます。

 

太っていない糖尿病の方が約半分

糖尿病・ダイエットでなぜカロリー制限でなく糖質制限が大切なのか?

 

このように日本人はインスリンの分泌能力が低いので、糖分を脂肪に変えることが出来ず血液の中に余らせてしまい、それが高血糖となり糖尿病の症状が出るようになります。

 

つまり日本人は太らずにすぐに糖尿病になってしまう傾向にあります。

 

実際に日本人の二型糖尿病の方の半分は太っておらず普通の体型です。

 

ですので、カロリー制限をしてそれ以上痩せようと思っても痩せることは痩せるのですが、血糖値が下がらないのです。

 

そこで重要になってくるのが糖質制限です。

 

糖質の量を制限すると血糖値の上昇を防ぐことができます。

 

タンパク質や脂質をとっても血糖値は上がりませんので、糖質を減らした分タンパク質や脂質を多くとることでカロリーを補います。

 

こうすることでカロリー制限では得られない血糖値を下げることができます。

 

もちろん肥満がある人はカロリーを制限して痩せる必要があります。

 

特に日本人の場合糖尿病の食事制限でカロリー制限よりも糖質制限が優先されるのは、このような痩せているのに糖尿病になってしまうというインスリン分泌能力の低さを補うものとなっています。

 

糖質制限をする場合食べるのは、野菜や低脂肪の乳製品魚や大豆など、そして肉類などです。